福岡県福岡市東区のエリアでは、最小1.2帖から最大10.4帖までの広さのトランクルームがあります。福岡市東区の面積は69.45平方km(2021年1月現在)、人口は福岡市の区で最多の30万6912人(2021年4月現在)です。福岡市の7区のうち最も東に位置し、福岡市博多区、新宮町、久山町などに接しています。博多湾に浮かぶ人工島「福岡アイランドシティ」は、高層マンションが建ち並び、ベッドタウンとして人気の地域です。箱崎地区にあった九州大学が2018年に移転を完了し、跡地の再開発も検討されています。博多湾を囲むように突き出す半島「海の中道」は国営公園になっており、一帯は自然豊かな地域です。
福岡市東区内を博多湾に沿う形で、JR鹿児島本線、西鉄貝塚線、国道3号線、福岡都市高速が並んで走っています。JR鹿児島本線は博多駅から東区を経て、福岡県第二の都市・北九州市に向かい、東区の中心地域である「香椎駅」でJR香椎線と交差します。JR香椎線は、東区の北端にある半島「海の中道」と宇美町を結ぶ路線です。西鉄貝塚線は、「貝塚駅」で福岡市地下鉄箱崎線と、「和白駅」でJR香椎線と接続しています。国道3号線は、福岡市と北九州市を結ぶ交通の要衝であり、福岡県内を走る国道の中で最も交通量の多い道路です。福岡市都市高速1号線とは香椎付近で接続しています。2021年3月には、香椎浜ジャンクションを起点とする「福岡市都市高速6号線」が開通し、アイランドシティへのアクセスが良くなりました。
福岡市東区最大の観光地は、北東に位置する「海の中道」です。海の中道は全長約8km、最大幅約2.5kmの巨大な砂州で、志賀島と九州本土とを繋いでいます。この地域には「国営海の中道海浜公園」「サンシャインプール」「マリンワールド海の中道」など人気の観光スポットが集まっており、通称「うみなか」と呼ばれています。海の中道海浜公園の見どころの1つが、菜の花やネモフィラなどの四季の花々です。園内には動物と触れ合えるスポットもあり、1日中遊べるスポットとして人気を集めています。また、古い歴史を持つ「筥崎宮」で年に1度行われる「放生会」は博多三大祭りの1つに数えられ、多くの観光客でにぎわいます。
「古事記」「日本書紀」「万葉集」などに区内の伝承が記されているほど、古い歴史を持つ地域です。区内の志賀島は「漢委奴国王」の金印が出土したことでも知られます。戦前には官幣大社として最高位に位置付けられていた「香椎宮」や、921年に建立されたと伝わる「筥崎宮」があり、勝ち運の神としても有名な筥崎宮には、足利尊氏、大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉らが参拝しています。戦国時代には、新宮町、久山町、福岡市東区にまたがる立花山山頂に「立花山城」が築かれ、博多湾そばには小早川隆景が城主であった「名島城」がありました。
Copyright © ドッとあ〜るコンテナ All rights reserved.