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茨城県のエリアでは、最小1.3帖から最大8.3帖までの広さのトランクルームがあります。茨城県の人口は約285万人で全国11位です。茨城県は全国24位と平均的な広さですが、関東平野が広がるため総面積に対する可住地面積は全国4位と広いのが特徴です。海に面している茨城県には長い海岸線があり、山では筑波山も有しています。全国2位の大きさの霞ヶ浦などもあり、自然豊かなエリアです。太平洋側の気候の特徴として年間を通して温暖で穏やかです。特に県南には平野が多く雪が少ない傾向があるため、住みやすいのも特徴です。また、物価指数は全国38位と低く、東京と比べたときには生活費が安く済むでしょう。産業では特に製造業と農業が盛んで、製造業は県内総生産の3割程度を占め、販売農家数では全国1位になっています。また、県土を移動するには車が重宝なので、自家用車の保有台数は全国4位です。
茨城県は電車や高速バスの運行が充実しているので、東京都との往来も便利です。電車は、JR常磐線特急ひたち、つくばエクスプレス快速が運行されています。茨城県の高速道路には首都圏中央道路自動車道・北関東自動車道・常磐自動車道の3本があり、ほかに自動車専用道路の東関東自動車道水戸線も通っています。20以上の市町村に高速バスの発着所があるため、東京へ直通での移動が可能です。なかでも、鹿嶋市と潮来市から運行されている高速バスは10分程度で東京と往来できます。飛行機を利用する場合は、茨城空港から新千歳空港や福岡、神戸は約1時間30分、那覇は約2時間30分で移動できます。
自然が豊かな茨城県には、多くの観光地や名産品があります。ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は春のネモフィラやチューリップ、秋のコキアなど四季折々の花が美しい観光地として注目されています。アトラクションも多くアスレチックやバーベキューもできて幅広い層に人気です。県営のフラワーパークや県植物園もあり、豊かな自然を活かした観光地が多くあります。鹿嶋市の鹿島神宮は、紀元前660年に創建され関東地方では最古といわれている神社です。鹿島アントラーズの必勝祈願も行われています。また、大洗水族館はサメの頭数が全国1位のほか、マンボウ専用水槽もあります。名産品のメロンは生産量も全国1位で、マラソンの途中にメロンで水分を補給するイベントも行われています。
茨城県は奈良時代から栄えてきたエリアで、常陸国風土記にも「広い肥沃な土地で山海の産物が豊かにある」と記されてきました。中世からは有力な武将が住み、江戸時代には水戸に徳川藩が設けられています。地域の特徴を生かし、水陸交通網の中心的な役割を担ってきました。幕府崩壊後には現在の茨城県となり、1875年には現代の規模と同じになっています。茨城県は古来産業や文化をもとに農業や工業など多くの面で発展を続けてきました。