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福岡県について

特色

福岡県のエリアでは、最小0.6帖から最大15.2帖までの広さのトランクルームがあります。総人口は、511万9591人(令和2年4月現在)、総面積は4987平方キロメートルです。九州北部に位置しており、九州のなかで最も人口が多い県となっています。日本海、瀬戸内海、有明海に囲まれ、中心部は筑紫山地が連なっているのが特徴です。福岡県は「北九州地区」「福岡地区」「筑後地区」「筑豊地区」と大きく4つの地域に分けられています。北九州地区は九州最大の工業集積地区で、日本でも最先端の環境産業集積、循環型都市づくりが行われていることで有名です。福岡地区は九州の中枢といっても過言ではない地域で、大都市でありながら自然と触れ合うことができる場所が多い、住みやすい居住地区として知られています。筑後地区は福岡県内でも特に自然が多く、農業や地場産業が盛んです。筑豊地区はかつて石炭産業が盛んでしたが、衰退後は新たな産業展開として自動車産業の発展が期待されています。また、福岡県には馬島、藍島、地島、大島、相島、玄界島、小呂島、姫島という8つの離島もあり、島にもよりますが、それぞれ渡舟が1日1~7便出ています。

交通情報

福岡県にある北九州空港は、日本国内でも数少ない24時間運用されている空港です。また、福岡空港は福岡市街から5km圏内にあるため、アクセスが良いことから利用者が多く、日本西部においても拠点とされています。県内には博多駅を中心としたJRや西鉄の駅があるほか、地下鉄、モノレール、縦横に走っている高速道路、都市高速道路など交通面が充実しているのが魅力です。博多港など複数の港もあり、韓国の釜山に行き来できる定期航路も利用されているなど、福岡県は陸、海、空すべてにおいて九州やアジアの玄関口であるといっても良いでしょう。公共交通機関のなかでも、特にバスについては利用者が多く、国内でも東京、神奈川、大阪に次ぐ第4位の利用者数となっています。

観光情報

福岡県では日本三大祇園祭に数えられる「博多祇園山笠祭り」が毎年7月1日~15日にかけて開催されています。福岡県の伝統的な祭りのひとつで、博多の総鎮守である櫛田神社が行う奉納神事です。冬には日本三大火祭りのひとつ「大善寺玉垂宮の鬼夜」も行われていますが、こちらは国の重要無形民俗文化財に指定されています。長さが約13mもある大松明6本を若者達が持ち上げて神殿を巡る、迫力あるイベントです。福岡県といえば、ゴールデンウィークに開催される「博多どんたく」も有名です。毎年200万人以上が訪れている日本最大級の祭りといわれています。見せ場は5月3日に行われる、博多駅前から約1.9kmにわたってさまざまな工夫をこらしたパレード隊が練り歩く大パレードでしょう。大パレードの参加者は約300もの団体に所属する人々で、およそ3万5000人です。

歴史や変貌

福岡県はかつて中国や朝鮮半島との交流が盛んで、窓口として大宰府政庁、迎賓館などがありました。特に、博多港は貿易の要として琉球王国など南方と行き来していたことがわかっています。江戸時代に入ると街道、港、遠賀川や筑後川の水運などの発達により、九州の交通の拠点といえる地域となっていました。北九州市にある「門司港レトロ」は明治時代に開港していますが、120年もの間、日本国内の物流の中心だった港です。明治時代から戦前にかけて盛んだった石炭の産出が昭和30年以降の高度成長期において衰退したこともあり、その後の商業やサービス業の発達につながっています。昭和17年、関門海底鉄道トンネルが開通し、本州に陸上から移動できるようになったことで、福岡県はますます発展の道を歩むことになりました。