自宅の収納スペースが足りずもっと収納場所が欲しいや、引っ越しやリフォームの際に荷物の一時保管場所が必要など、収納で困ったときにはトランクルームが役立ちます。
トランクルームの利用を始める場合、気になるのが利用料金ではないでしょうか。
今回は、トランクルームの料金について初期費用や維持費なども含めて詳しく解説します。

トランクルームの料金が決まる諸要素

トランクルームを上手に活用すれば、より生活しやすい空間づくりができます。
トランクルームのタイプや立地、地域、部屋の広さなど、さまざまな条件によって料金は変動します。
まず、トランクルームには、屋内型と屋外型の2種類があり、コストを抑えて利用したい方には、比較的に安く借りられる屋外型がおすすめです。
また、部屋の広さは1帖、3帖、5帖など幅広いサイズを取り扱っている業者が多く、広くなるほど高額になるプランが一般的です。
立地は、駅から近い利便性の高いエリアが高額になり、地域面でも地方のトランクルームより首都圏のほうが高めの料金がかかります。
トランクルームの利用を検討している際は、サイズやエリアを確認し選択することをおすすめします。

トランクルームのタイプと料金相場

トランクルームは、屋内型と屋外型の2種類があります。
当社の東京都内の料金相場は、以下の賃料で借りられます。
 
・屋内型トランクルーム:0.5帖~6.1帖
 月額3,850円~36,300円程度


・屋外型トランクルーム:0.5帖~8.3帖
 月額6,600円~48,400円程度


※利用するエリアや部屋の広さで料金は異なります。
ではここからは、屋内型と屋外型の特徴と収容物に合うサイズ、料金について詳しく紹介します。

屋内型トランクルームの特徴

屋内型トランクルームは、ビルやマンションなどの屋内に設置されたレンタルスペースです。

・カードキーや監視カメラ、警備など充実のセキュリティで防犯対策が万全。
・空調設備が整っているため、気温や湿度に左右されるデリケートな物も安心して収納。
・室内には台車を用意しているため、女性の方でも簡単に荷物の搬入出が可能

ただし、同じ広さの屋外型トランクルームと比較すると料金が高くなることが多いため、安く利用するよりも荷物の保管環境を重視したい場合におすすめです。

屋外型トランクルームの特徴

屋外型トランクルームは屋内型トランクルームに比べ、展開している全エリアの中心地から郊外まで幅広く設置されており、レンタルする方も非常に多いです。

・車でコンテナの前まで横付けができ、重い荷物の持ち運びもスムーズ。
・屋内よりも屋外型の方が大きなサイズのコンテナが多く、引越しの家財道具やオフシーズン用品なども余裕をもって収納。
・温度・湿気対策として断熱材を使用、通気口もあるため大切な荷物を安心して保管。

どちらのタイプも、24時間出し入れができ、空調や防犯設備が整っているため、大切な物を安心して保管していただける便利なサービスです。

サイズ別の料金相場と収容物目安

【1.0帖~1.5帖】:月額5,600円~24,750円

1~1.5帖のトランクルームの場合、大きな家具や家電は入りませんが、扇風機やヒーターなどの小型家電や折りたたみテーブルなどが収納できます。
キャンプグッズやスノーボードなどのアウトドア用品、ゴルフバッグ、楽器といった趣味のものを収納するのもおすすめです。
一人暮らしの方であれば、大型の家具や家電を除いた荷物はおおむね収まります。

【2.0帖~3.0帖】:月額11,550円~36,300円

2.0~3.0帖のトランクルームの場合、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を保管していただけます。
2.0~3.0帖といえば、ウォークインクローゼットによくある広さです。
タンスや本棚といった大きな家具のほか、自転車やバイクも収納できます。
家族それぞれの洋服や思い出の物を収納したい場合や、オフィスに入りきらない荷物を置きたい場合にも役立ちます。

【4.0帖~5.0帖】:月額19,800円~25,300円

4.0~5.0帖のトランクルームは、2トントラックと同じくらいの広さがあるため、2~3人家族の家財道具が収納できます。
引っ越しやリフォームの際に、ダイニングテーブルやソファなどの大型家具、大型テレビや電子レンジ、エアコンなどの家電、洋服や雑貨などを一時保管するのにも便利です。
また、バイクを複数台置きたい場合や、大型の仕事用品を収納したい場合にも活躍します。

【6.0帖以上】:月額35,200円~78,650円

6.0帖のトランクルームの場合、一室ほどの広さがあるため、4人家族以上の荷物を十分に収納いただけます。
また、4.0帖以上の収容物と同様に、大型テレビやソファ、ベットなど、家族人数分の複数の大型家具の収納はもちろん。オフシーズンの洋服や雛人形、クリスマスツリーなど、使う頻度が低い物まで収納できます。
こどもの成長やライフスタイルの変化に柔軟に対応ができるため、長期間で荷物を保管したい方におすすめの広さです。

賃料以外に発生する費用に注意

トランクルームを利用する際にはどのような費用がかかるのか、内訳を見てみましょう。

初期費用

トランクルームを利用する際には、初期費用がかかります。
この初期費用の内訳に関しては運営している会社によって異なりますが、一般的には「事務手数料」「月額使用料+管理費の1~3カ月分」「保証料・敷金・礼金」「鍵代」です。
運営会社によっては事務手数料以外にも、登録手数料や仲介料などが必要になるケースもあります。
鍵に関しても、通常使用するトランクルームの部屋の鍵とセキュリティキーが用意されている場合もあるため、そのようなケースでは鍵代の費用もかさむ可能性があるでしょう。
初期費用の金額は運営会社によって異なるため、あらかじめ確認しておくほうが安心です。

月々の料金

トランクルームの利用料金のほかに管理費がかかるケースも少なくありません。
利用料金は、運営会社によって異なる場合があります。
利用料金が高額なエリアの場合、長期間利用するのは費用面で考えるとコストを抑えることは難しいかもしれません。ただし、短期利用を希望されている場合は、日割り計算を行っている地域密着型のトランクルーム業者を選択すると、良心的な費用でレンタルできる場合もあります。

「ドッとあ~るコンテナ」の東京エリアでは、屋外r型トランクルームの利用料金は「1.6帖=8800~9900円」「2帖=1万1000~1万3000円」「4.1帖=2万2000~2万4000円」が目安です。
ただ、同じ地域にあるトランクルームでも、1階を選ぶか2階を選ぶかなど細かな条件の違いによって料金が異なるケースもあります。
そのため、自分に合った条件をクリアしているトランクルームを複数ピックアップし、利便性や広さ、料金などさまざまな角度から比較して選ぶのがおすすめです。

場合によってかかる料金

必ずかかる費用とは別に、場合によっては必要になる費用もあります。
それが「更新料」「解約料」「遅延金や督促料」です。更新料は契約期間を更新する場合にかかるもので、相場は利用料金の0.5~1カ月分であるといわれています。長く同じトランクルームを利用したい場合には、更新料についても前もって確認をしておくのがおすすめです。

また、契約期間満了までに解約をする場合、解約料の支払いが必要になるケースもあります。
解約料はトランクルームの清掃や鍵の交換などに使用されるものです。解約料が無料というところもあるため、そういった会社が運営するトランクルームを見つけるのも良いでしょう。
遅延金や督促料は、利用料金を期限までに支払わなかった場合に発生します。
頻繁に料金の支払いが遅れていると信用を失うきっかけになりかねません。忘れないように、早めに支払いをしておくことが良いでしょう。

トランクルームの料金を安くする4つのコツ

トランクルームにかかる費用をできるだけ抑えるために有効な方法を4つ紹介します。

郊外にあるトランクルームを利用する

同じ会社が運営しているトランクルームでも、場所によって料金は異なります。
都市部と郊外では利便性の高さも異なることから料金に2倍近くの差がでる場合も珍しくありません。
費用面を重視する場合には、郊外のほうが安く利用できるトランクルームを見つけやすいです。
そのため、車で搬入出が可能な場合は、郊外のトランクルームを選ぶことをおすすめします。

ただし、自宅から距離がある場合は、行き来すること自体が億劫になったり、交通費もかかってしまったり、自分にとってマイナス点が多くなると利用しなくなる可能性も考えられます。
利用頻度も考慮して店舗を選ぶ必要があるでしょう。

必要な広さの部屋を選ぶ

トランクルームは広さによって料金が異なり、広くなるほど料金が上がります。
そのため、預けたい荷物を置くことができる広さのものを利用するのがおすすめです。
余裕がある広さのほうが、いずれ荷物を置きたい場合に便利だろうと考えてしまうかもしれません。
しかし、将来的に荷物が増えることがわかっている場合を除き、実際にその広さを埋めるほどの荷物を預けるかどうかはあくまでも「可能性」の話です。
広さに合った量の荷物がなければ、空いているスペースの分だけ無駄な費用を支払っていることになってしまいます。

部屋の縦横ともに荷物1つ分程度の余裕があれば、手前にある荷物を移動させて奥の荷物を取り出しやすくなります。荷物がぎりぎり収まる広さにすると、必要なときに荷物の出し入れがしづらくなるので注意しましょう。

屋外型を選ぶ

コストを抑えて利用を始めたい方は、屋外型のトランクルームをおすすめします。
屋内型は悪天候などでも荷物を濡らすことなく出し入れできる点や、空調が完備されている点が魅力ですが、その分、屋外型より費用がかかってしまうことが多いです。
しかし、屋外型のトランクルームには空気口があるため、室温調節や除湿の効果はあります。
ご心配な方は除湿剤を使用したり、カバーを付けたり、すのこを敷いて収納いただくと、より湿気対策を高められます。
屋外型のトランクルームを選択し、安くお得に荷物を一時保管しましょう。

キャンペーンを利用する

トランクルーム業者によっては、初期費用が割引されてお得に利用できるキャンペーンを行っているところもあります。そういったキャンペーンを上手に活用して費用を抑えるのもひとつの方法です。

「ドッとあ~るコンテナ」では、ウェブ契約をすれば短期利用者の場合でも初期費用が3000円割引、さらに敷金も0円になるというキャンペーンを実施しています。
長期契約になると、トランクルーム利用料が最大6カ月間50%オフ、初期費用も最大2カ月分が割引になるため、初期費用や利用料の節約も可能です。
キャンペーンを実施しているトランクルームは全国にあるので、自宅の近くはどうか確認してみるのも良いでしょう。

トランクルームは賢く選んで利用しよう

トランクルームは広さや立地、地域などによって料金が異なります。また、運営している会社によっては初期費用や月額料金もことなるため、事前に詳細を調べることが大切です。
「ドッとあ~るコンテナ」はウェブ契約のキャンペーンも実施しており、コストを抑えてお得に利用することができます。キャンペーン対象になっているトランクルームは全国にあるため、利用頻度や広さなど条件に合ったトランクルームを選択し、生活しやすい環境を実現しましょう。