荷物の保管場所として屋外型レンタルコンテナを検討している人もいるでしょう。屋内型のトランクルームと比較したときに「屋外型のレンタルコンテナは内部の温度が高くなるのでは」と気にしている人もいるかもしれません。そんな疑問を持っている人に向けて、今回は屋外型のレンタルコンテナの特徴や内部の温度状況、選び方のポイントなどについて詳しく紹介します。
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屋外型レンタルコンテナの特徴
屋外型レンタルコンテナにはさまざまなメリットがあるので、荷物の保管や収納には大変おすすめです。ここからは、屋外型レンタルコンテナにはどのようなメリットや特徴があるのかについて紹介します。
屋内型と比べて価格が安い
屋外型レンタルコンテナは、屋内型と比較すると価格が安いのが特徴です。屋内型トランクルームは受付スタッフの人件費がかかったり、空調設備やセキュリティ環境が整っていたりするため、費用が高くなりがちです。また屋内型トランクルールは都心部や駅近などに立地するケースが多く、これも費用を高くしている原因となっています。一方で屋外型のレンタルコンテナは運搬用のコンテナを保管・収納用に改造したものが多く、さらに郊外に設けられるケースがほとんどなので、費用が安くなるという特徴があります。ちなみに屋外型のレンタルコンテナは、空き地や国道沿い、高架下などに立地することが多いです。
車を横付けでき荷物の出し入れがしやすい
屋外型レンタルコンテナは敷地が比較的広いため、コンテナの前に車で横付けできるところが多く、荷物が重くて大きい場合でも搬入や搬出がしやすいのも特徴のひとつです。たとえば冬用のタイヤやスキーなどといった季節もののスポーツ用品、アウトドア用品など、手で運ぶことが大変な大型の荷物の場合に、屋外型のレンタルコンテナは重宝するでしょう。特に引っ越しの一時保管の際には、トラックごと横付けできる場合もあるので便利です。場所によってはコンテナの前まで車を横付けできないケースもありますが、この場合は台車などを用意しておくと役に立ちます。
一方の屋内型トランクルームは、荷物を預けるスペースが屋内にあるため車を横付けできません。このため駐車場からトランクルームまで重い荷物を自分で運ばなければならないのがデメリットです。軽い荷物なら何とかなるでしょうが、重くて大きな荷物だと体力に自信がない人には不便を感じるかもしれません。
荷物の量に応じてコンテナを選べる
屋外型レンタルコンテナは、0.6帖程度のコンパクトな広さから8帖程度の大きめの広さまで、さまざまなサイズを選べるのも特徴です。屋外型レンタルコンテナは海上用などの運送コンテナを改造して作っている場合が多く、収納する荷物の量によって利用者に最適な大きさのコンテナを選ぶことができます。コンテナには普通の荷物以外に、バイクや自転車も収納・保管が可能です。アパートやマンションにバイク専用の駐車場がなかったり、一軒家でもバイクを置くスペースがなかったりする人に向いています。バイクをレンタルコンテナの中に収納しておけば雨風を受けることがありませんので、パーツが錆びたり汚れたりすることから守ることができて一石二鳥です。
屋外型レンタルコンテナに収納できるもの
屋外型レンタルコンテナに収納できる代表的なものには、たとえば引っ越し用の荷物があります。引っ越しのときに大型サイズのレンタルコンテナを借りておけば、家財道具の一時保管場所として使えるので大変便利です。また一年のうちで使用する機会が限られるひな人形や五月人形、クリスマスグッズなどの季節用品、季節家電、アウトドア用品、スポーツ用品などを収納・保管するのにも重宝します。
屋外型のレンタルコンテナを利用している人の中には、自宅に収納しきれない趣味のコレクションを保管している人もいます。この他にもタイヤやパーツなどカー用品の保管場所としても役に立つでしょう。しかし、大切なものを屋外型のレンタルコンテナに保管する場合には、庫内の温度管理には注意しなければいけません。コンテナの種類によっては、大きな温度変化によって保管物が劣化してしまう危険性があるからです。
レンタルコンテナにおける温度管理の重要性
先述したとおり、コンテナをレンタルする際には温度の管理に気を配ることが大切です。ここからは温度管理が必要になる理由とその重要性について詳しく説明します。
高温になると荷物が変質する可能性がある
トランクルームやレンタルコンテナは自宅の押し入れやクローゼットとは異なり、荷物を出し入れする機会が少なく、入れっぱなしにしておくことがほとんどです。せっかく大切な荷物を保管しておいても、いざ外に出してみたときに「劣化してしまって使い物にならなかった」では意味がありません。特に屋外型のレンタルコンテナの場合は外気温や湿度の影響を受けやすく、場合によっては久しぶりに荷物を取り出したときに劣化して使えなくなっているケースがあるので注意が必要です。
たとえば電化製品や電子機器を、メーカーから指定されている許容範囲外の高温の環境下に置いておくと、故障してしまう可能性が高いです。さらに電化製品は主に金属でできているため、湿度の高い所に放置すると錆の原因にもなります。パソコンなどの精密機器は環境変化に弱い部品が多いので要注意です。
結露により劣化が起こる可能性がある
屋外型のレンタルコンテナでありがちなのが、外気温との差による結露の問題です。コンテナは基本的に密閉性が高く、断熱材や通気口などが設置されていない限り、外気との気温差の影響を受けて結露が発生しやすい環境だからです。結露が発生すると荷物が濡れてしまったりカビが生えてしまったりして使えなくなるので注意が必要です。
湿度の影響を受けやすいものには、書類や衣類、楽器、木製の家具、雑貨、寝具、カーペット、カーテンなどがあります。書類などの紙製品は、湿気にさらされると紙どうしがくっついてしまったりシミができたりしてしまいます。衣類やカーペットなどの布製品の場合は、カビや虫食いの原因になります。また楽器や家具などの木製品は、歪みやカビなどの発生のリスクがあります。このように湿気は大切な荷物を劣化させてしまう原因になるので、しっかりとした対策を行うようにしましょう。
温度管理がなされているレンタルコンテナを選ぶことが重要
温度や湿度の影響を受けやすい荷物を保管したい場合には、温度管理がなされているレンタルコンテナを選ばなければいけません。コンテナ内の温度管理に重要なのが、断熱材や通気口です。もしもコンテナの壁に断熱材が入っていないと、素材が鉄製であることが多いため夏場の温度は非常に高温になってしまいます。また通気口がないと空気の逃げ場がなくなるので、高温多湿になりやすいです。大切な荷物をレンタルコンテナに保管する際には、庫内が高温にならないように断熱材が入っていたり通気口が設置されていたりするコンテナを選ぶのがポイントです。
レンタルコンテナの温度や湿度対策
先ほど解説したように、屋外型のレンタルコンテナは野外に置かれているので、屋内型のトランクルームより外気温の影響を受けやすくなります。そのため屋外型のレンタルコンテナに大切な荷物を預けるときには、温度や湿度への対策が必要不可欠です。たとえば夏場の晴れたときに荷物の出し入れをする際には、シャッターやドアを全開にして空気の入れ替えをするようにしましょう。湿気対策としてレンタルコンテナ内に除湿剤を置いたり、荷物の下にすのこを敷いたりするのもおすすめの方法です。荷物を並べるときには、壁にぴったりとつけるのではなく、少し離して置くようにしましょう。こうすることで空気の通り道ができ、結露対策になります。
レンタルコンテナ内部の温度が心配なら見学してみよう
屋外型のレンタルコンテナは荷物の出し入れがしやすく、屋内型のトランクルームよりも料金が安いのが特長です。レンタルコンテナは屋外に置いてあることから外気温の影響を受けやすいですが、「ドッとあ~るコンテナ」は断熱材入り、換気口付きのコンテナなので安心して荷物を収納することができます。コンテナ内部の温度がどれくらいになるか心配であれば、ドッとあ~るコンテナの見学を申し込んでみてはいかかでしょうか。