バイクを所有する場合、自宅や周辺にバイクを停めておく駐車場が必要になります。しかし、引っ越し先に駐車場がなかったり、すでに駐車場がいっぱいだったりして、バイクを停められずに困ってしまう人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、自宅にバイク駐車場がない場合の対処法と、おすすめの保管場所などについて解説していきます。

バイクは駐車場と駐輪場のどっちに停める?

バイクは自転車のようにタイヤが二つであるため、そもそも駐車場と駐輪場のどちらに停めるべきなのかわかりにくいですよね。つい自転車と同様に駐輪場に停めたくなりますが、実は排気量によって駐車する場所が異なるため注意が必要です。道路交通法では、50cc以下の原動機付自転車であれば駐輪場に停め、50ccを超える場合は駐車場に停めるように定められています。このため、よほど大型のバイクでなければ基本的には駐輪場に停めると覚えておきましょう。

なお、125cc以下のバイクは小型自動二輪車と呼ばれ、原動機付自転車に近い扱いを受けるケースも珍しくありません。車が混みがちなショッピングモールなどでは、50ccを超えるバイクも駐輪場に誘導されることもあるほどです。ただし、あくまでも法律上は50ccを目安に駐車するスペースが異なるため、注意しておいたほうが良いでしょう。バイク専用の駐車場がある施設も多いので、その場合は排気量に関係なくそこに停めて構いません。

引っ越し先でバイク駐車場がないときの6つの方法

アパートやマンションなどの集合住宅では、バイクの音がほかの住民の迷惑になる場合があります。騒音トラブルを避けるためにバイクの駐車を禁じているところも多いため、事前に契約内容を確認しておきましょう。もし自宅にバイクを停められないときは、ほかに駐車場所を見つけなければなりません。具体的な駐車場所を6つ紹介するので、自分に合うところを探してみましょう。

バイク用コンテナ(バイクガレージ)

近隣にバイク用コンテナ(バイクガレージ)があるなら、そこに保管するのがおすすめです。バイクを保管するための屋外コンテナであり、鍵や監視カメラなどが設置されているためセキュリティがしっかりしており、いたずらや盗難のリスクが低いため安心できるでしょう。しかも、コンテナに入れてしまえば風雨にさらされる心配もなく、大切なバイクが傷む心配もありません。コンテナ内にはヘルメットや工具などの備品を置くための棚などが設置されていることも多いので、普段使いや整備の際にも非常に便利です。出し入れも基本的に24時間可能なので、ストレスなく利用できる点も嬉しいポイントです。

ただし、利便性が高い分利用料金は高めで、場所や設備にもよりますが一般的に月額1~1万5000円ほどかかります。ほかの保管方法と比べてコストはかなり高いので、十分に検討して決めましょう。

屋外型コンテナ・トランクルーム

屋外に設置された、一般的な荷物用のコンテナやトランクルームを借りてバイクを保管することも可能です。「トランクルームにバイクを入れてもいいの?」と思うかもしれませんが、基本的に貴重品や危険物、生き物や違法なもの以外は預けられるので、バイクも問題ありません。スペースにさえ収まれば、排気量などにかかわらず預けることができるのです。バイク専用コンテナと同様にセキュリティはしっかりしていますし、雨風もしのげるの盗難や汚れなどの心配もありません。広いコンテナやトランクルームを借りれば、複数台のバイクでも保管できます。ただし、こちらも利用料金は高めで、広さや立地にもよりますが月額8000~3万円ほどかかることが多いので注意しましょう。

駅前などにある公営駐輪場

駅前などには、よく公営の駐輪場が設置されており、中にはバイクも停められるところがあります。公営なので駐車料金がかなり安いのが魅力で、月額2000~3000円程度というリーズナブルな料金が多いです。その分人気も高いため、運が悪いとなかなか空いている公営駐輪場を見つけられないこともあるでしょう。空きがなくても予約という形で受け付けてくれる場合もありますが、何十人待ちというケースもあり、急いで保管場所を見つけたいときには向いていないかもしれません。

また、公営駐輪場はセキュリティがしっかりしているとは言えず、誰でも簡単に入れます。バイクも普通の自転車のように並べて置くことになるので、いたずらや盗難の被害に遭うリスクは高いでしょう。

バイク専用の月極駐車場

バイクの状態にはあまりこだわらないという場合は、バイク専用の月極駐車場もおすすめです。屋根のない月極駐車場やコインパーキングなどの一角に、バイク用の駐車スペースが設けられていることがあるので探してみましょう。公営駐輪場ほどではありませんが、それでも月額3000~5000円程度という安い料金で利用できることが多いのでお得です。駐車スペースに収まりさえすれば、排気量は関係ありません。ただし、バイク専用の月極駐車場は数が少ないので、自宅から離れた場所で不便を感じることもあります。また、屋外であるため雨風をしのげず、盗難やいたずらの被害にもあいやすいため注意が必要です。

バイク駐車場

車用の月極駐車場

コスト的にはもったいないですが、車用の一般的な月極駐車場にバイクを保管するという方法もあります。車1台分のスペースがあるため排気量の多いバイクでも十分に停められますし、車用の月極駐車場ならそこかしこにあるため、自宅に近いところが見つかるかもしれません。ただし、中にはバイクの駐車を禁じている場合もあるので、契約前に必ず確認しておきましょう。料金は場所や設備によって変わり、8000~3万円ほどと幅があります。複数台停めるならともかく、1台だけ停めるならかなりスペースも余ってもったいないので、あまりおすすめはしません。セキュリティもほとんどないに等しく、いたずらや盗難には十分注意が必要です。

ほかのマンションの屋内バイク駐車場

近隣に自宅以外のマンションがある場合、そこの屋内バイク駐車場や駐輪場を借りられる場合もあります。マンションの駐車場は基本的に入居者用ですが、スペースが余っていれば交渉次第で貸してもらえることもあるのです。スペースに収まれば排気量に関係なく停められ、月額料金も5000~7000円ほどとお手頃です。駐車場に立ち入るのは入居者ばかりなので、不特定多数が出入りする公営駐輪場や屋外の駐車場などと比べればセキュリティもそれほど低くありません。屋内であるため雨風もしのげますし、保管環境とコストのバランスも良いのでおすすめです。

「ドッとあーるコンテナ」はバイクガレージ・屋外コンテナあり

ここまで紹介したバイクの保管場所がどれもピンとこない場合は、バイクの保管にも対応した「ドッとあーるコンテナ」がおすすめです。ドッとあーるコンテナは東京・福岡・愛知を中心に、屋内型・屋外型・バイク収納型と幅広いスタイルのトランクルームを1万6000室以上も展開しています。監視カメラや頑丈なキーロックも設置されるなどセキュリティも強固で、いたずらや盗難の心配もほとんどありません。バイク用ガレージまたは屋外用トランクルームに保管でき、スペースはガレージで2.2~2.3帖、トランクルームは1.5~8帖までのサイズがあります。

いずれも奥行きがあり、折り畳みスロープがあるため出し入れも簡単。内部には照明や棚なども設置できるので、心ゆくまでカスタムやメンテナンスを楽しめるでしょう。見学やお試し収納にも対応しているので、気軽に問い合わせてみてください。

バイクガレージなら愛車を安全に保管できる

バイクは交通手段である以上に、大切な趣味の場合もあるでしょう。自宅に停められないというのは大きな問題であり、何とか安全に保管できる方法を見つけたいところです。セキュリティがしっかりした「ドッとあーるコンテナ」のバイク用ガレージなら愛車を安心して保管できるだけでなく利便性も高いので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。