ニーズの高まりにより、いろいろな場所にトランクルームが設けられるようになりました。実際にトランクルームを見かけたときに、何が収納されているのかが気になった経験はありませんか。この記事では、トランクルームによく預けられるものを紹介し、利用するメリットやデメリットも説明します。種類ごとに特徴も解説するので、申し込みを検討するうえで参考にしてください。

個人でトランクルームを利用するときよく預けられるものは?

トランクルームの中身はさまざまですが、個人が特によく預けるのは以下に挙げる6つのタイプです。ここではタイプ別に具体例などを説明していきます。

衣類や電化製品などシーズンオフのもの

コートのような衣類など、特定の時期にしか使わないものは、トランクルームに収納される代表的な荷物となっています。ファーが付いているバッグやブーツなども冬にしか使用しないのが一般的です。反対に、サンダルや麦わら帽子などは夏にしか使わないという人もいるでしょう。このようなアイテムも、衣類と一緒に衣替えのタイミングで預けられることが多いです。また、暖房器具や扇風機のような季節家電も、シーズンオフの間はトランクルームに収納されることがよくあります。ひな人形や鯉のぼり、クリスマスツリーなど、シーズン限定の行事で使われるものも同様です。

本や映像・音楽メディアなど趣味のコレクション

本が増えすぎると本棚に収納しきれなくなります。CDやDVDといったメディア類も1つずつならそれほど邪魔になりませんが、大量にたまってくると話は別です。それらを気軽に購入しているうちに、広いスペースを占めるようになるので、対策としてトランクルームによく預けられています。また、趣味で集めている模型やインテリアなどのコレクションも、年数の経過とともに置き場所に困るようになりがちです。それらを収納しておくスペースとして、トランクルームを活用している人が少なくありません。

たまにしか使わないスポーツ用品やアウトドア用品

スポーツ用品のなかには、たまにしか使われないグッズもあります。一般的に、スキーやスノボ関連の道具もそうですし、サーフボードも1年を通して頻繁に使うという人はいないでしょう。ゴルフクラブが自宅にあっても、接待のときにしか使わないというケースも見受けられます。キャンプのようなアウトドア用品も日常生活における必要性は低いです。これらは大きいものが多いので、いくつもあると生活動線の妨げになることもあるでしょう。収納に関する悩みの原因になりやすく、それを解消するためにトランクルームがよく利用されています。

記念のものや思い出のあるもの・貴重品

何かの記念や思い出という位置づけの品は、大切だけれども日常生活では不要というパターンが多いです。自分が貴重品と認識している限り、使わないからといって廃棄する心境にはならないでしょう。その結果、置き場所に困った状態で何年も経過してしまうことがあります。それどころか、記念日や行事のたびに次々と増えていくこともあるのです。このような事態を避けるため、使用する予定の有無にかかわらず、トランクルームに保管するという方法が多くの人に選ばれています。

引っ越しなどの一時保管所として家具などを預けることも多い

一時保管の場所としてもトランクルームは便利です。たとえば、引っ越しの状況によっては、荷物をしばらく自宅以外で管理しなければならない場合があります。新居に運んだ段ボールが山積みになっていて、まだすべての家具を持ち込めないようなケースです。また、リフォームにあたり、部屋から荷物を出さなければならないケースも珍しくありません。他にもいろいろな事例がありますが、いずれにせよ自宅に置けない事情が生じた物品は、よくトランクルームに運ばれて保管されています。

バイクや自転車置き場として!タイヤの保管場所としても

バイクや自転車の置き場として活用されるケースも増えています。それらを屋外に置いていると、風雨や紫外線による劣化を避けられません。また、人目に付きやすい場所にあると、盗難の被害に遭うリスクも生じます。マンションやアパートなどの集合住宅で暮らしている場合、置き場も共用なので特に警戒が必要です。そのような事情により、トランクルームに預けるという対策がよく取られています。バイクと一緒に整備道具やヘルメットを収納しておくことも可能です。家に物置がない人の場合、タイヤの保管場所として利用することもあります。なお、これらのニーズに応えやすいトランクルームとして、バイクの収納に特化したタイプも人気が高まっています。

トランクルームに荷物を預けるメリットとデメリット

トランクルームに荷物を預けるとスペースに余裕が生まれます。その分を有効活用できるようになるのは大きなメリットです。他のものを置いたり、エクササイズの場所にしたりするなど、家を広く使えるようになります。さらに、このメリットが心理面に与える影響も小さくありません。雑然としていた家がすっきりした環境に変わるので、快適な気分で過ごせるでしょう。スペースをつくるための犠牲がいらないこともメリットの一つです。やむを得ず大切なものを処分するような事態を避けられます。

一方、費用の発生がデメリットになります。トランクルームを借りるとなると、毎月使用料を支払わなければなりません。あらかじめ借りる期間を想定し、資金繰りについてよく考える必要があります。また、出し入れに手間がかかることもデメリットです。自宅から離れていると不便なので、アクセスを十分に考慮して場所を選びましょう。なお、出し入れが可能な時間帯を制限している運営会社も見受けられます。そのような運営会社と契約すると、自由に使えないというデメリットを感じやすいので要注意です。

トランクルームの種類は主に3つ!

トランクルームの代表的な種類は以下に挙げる3つです。個々の特徴を具体的に解説していきます。

大きい荷物でも預け入れや取り出しが楽な屋外型

屋外にコンテナを設置しているタイプは屋外型と呼ばれています。一般的に駐車場が完備しており、郊外の広い敷地を使って運営されていることが多いです。車を使ってコンテナの近くまでアプローチできますし、扉に横付けが可能なところも少なくありません。それゆえに、荷物を手で運ぶ距離が短いので、出し入れに伴う体への負担が小さくて済みます。大きな家具やアウトドア用品なども預けやすいです。さらに、料金は屋内型よりも安めなので、長期的に利用したい人にも適しています。

空調管理がしっかりしていて預けたものの劣化が少ない屋内型

屋内型は、ビル内や倉庫内にレンタルスペースを設けているタイプです。空調設備がしっかり機能しているため、気温や湿度に関して心配する必要がありません。高温や湿気によって傷みやすいものを収納したい人に向いており、具体的な物品としては骨董品や毛皮などが挙げられます。また、監視カメラやオートロックなど、セキュリティの設備が充実していることも魅力です。そのため、法定保存文書のような貴重品を預ける人もたくさんいます。都市部に多いという特徴もあり、料金は高めに設定されていることが多いです。

預ける荷物を箱で送れる宅配型

荷物を自分で預けにいくのではなく、宅配業者が集配する方式のトランクルームもあります。宅配型と呼ばれており、利用者は段ボールに詰めて送るだけでよく、倉庫などで保管してもらうのが一般的です。1箱からでも預かってくれるところも多いですが、その度に手数料がかかる場合もあるため、契約前に料金体系を十分にチェックしましょう。なお、専用アプリを用意して、預けている荷物の確認が可能なサービスを提供している運営会社もあります。

ニーズに合ったトランクルームをドッとあ~るコンテナで探そう!

衣類や本、貴重品など、トランクルールームの中身は使う人によって異なります。もちろん、自分が利用する際も基本的には自由に預けて構いません。ただし、適切なトランクルームを選択することが前提です。屋外型や屋内型、バイク収納型を幅広く展開している「ドッとあ~るコンテナ」なら、ニーズにぴったりなトランクルームを借りられるでしょう。