街中でしばしばトランクルームを見かけ、自宅の荷物や思い出の品、頻繁には使わない道具などを保管しておけないかと考える人も少なくないでしょう。最近では、コンセントや電源が備えられたトランクルームも徐々にですが増えてきています。本記事では、コンセント付きトランクルームのメリットやデメリットなどを解説し、そもそも電源は必要なのかについて考えていきます。トランクルーム選択の際の参考にしてみましょう。
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コンセント付きのトランクルームのメリット
コンセントや電源が完備されたトランクルームが増えてきているということは、何らかのメリットがあると考えられます。コンセント付きトランクルームには、どのようなメリットがあるのかみていきましょう。
掃除機をかけられる
まず、掃除機をかけられる点がメリットとして挙げられます。トランクルーム内はあまり汚れることはないものの、収納する物や荷物の出し入れの頻度によってはホコリがたまったり靴底の砂などが落ちたりすることがあるでしょう。長期間にわたり荷物を収納する場合は、定期的にホコリを落とすなど掃除をする必要もあります。電源が備えられていると、いつでも掃除機をかけることができるので清潔さを保つことが可能です。
ただ、定期的に掃除をするのであれば掃き掃除や拭き掃除でのお手入れでも問題はありません。トランクルーム内で頻繁に作業等をしない人にとって、掃除機をかける必要までは生じないのではないでしょうか。最近ではコードレスの掃除機も普及しているため、通常のトランクルームの広さであれば電源がなくても掃除に困ることはないでしょう。
照明やエアコンをつけられる
照明やエアコンなどの機器が使用できる点も、トランクルームにコンセントがあることによるメリットの一つです。特に夜間や早朝に荷物の出し入れをする際には照明が必要になるでしょう。真夏や真冬であれば、トランクルーム内にエアコンを設置することで作業が楽になるはずです。ただ、トランクルームは基本的に荷物を保管する場所であり、照明が常になければ困るというケースはあまり多くはありません。外灯の明かりでも十分作業できる場合も多く、荷物を探す程度であれば懐中電灯でも問題ないことが多いでしょう。
エアコンも長時間の作業をしないのであれば基本的には必要ありません。断熱性が高く温度が上がりすぎたり、逆に低くなりすぎたりしないトランクルームを選択することで、エアコンがなくてもある程度の作業を行うことが可能です。電気機器がなければ困るケースはほとんどないでしょう。
軽作業ができる
保管しているコレクションを撮影し頻繁にSNSに投稿したり、あるいはパソコンを持ち込んでトランクルーム内で作業を行ったりするケースでは、コンセントや電源のあるトランクルームのメリットを感じることができるでしょう。電源があることでDIYなどの軽作業も可能となります。しかし、あくまでも荷物の保管を目的としてトランクルームを借りるのであれば、必ずしもコンセントや電源が備わっている必要はありません。しっかりと充電されたスマートフォンやパソコンを持ち込むことで、ある程度の時間は作業することができるでしょう。あるいはモバイルバッテリーもあわせて用意しておけば、一定時間のスマートフォンやパソコンの使用も可能となります。軽作業が必要な人であっても、トランクルーム内の電源を使う機会はさほど多くはないのではないでしょうか。
コンセント付きのトランクルームのデメリット
コンセントや電源があるに越したことはないと感じるかもしれませんが、実はコンセント付きのトランクルームにはデメリットもあるのです。リスクもあわせて考えてみましょう。
電気料金がかかる
コンセントや電源があると、あまり必要ではないのに明かりをつけたりして使ってしまうこともあるでしょう。当然ながら、電気を使えば電気代がかかります。電気の使用量に応じて料金を請求されることもあるため、契約時に電気代に関する事項をしっかりと確認しておかなければいけません。トランクルームによっては、電気代がレンタル料に含まれていることもあります。一見お得に感じるかもしれませんが、そのような物件はコンセントや電源が備わっていないトランクルームよりも割高になることが多いので注意が必要です。
電源があった方が便利かもしれないと割高のトランクルームを契約したにもかかわらず、結局電気をほとんど使わないままであれば無駄なコストがかかってしまうことにもなります。他の利用者の電気代を支払っていると言い換えることができるでしょう。トランクルームを選ぶ際には、このようなデメリットも考慮する必要があることを念頭に置いておかなければいけません。
火災が起こるリスクがある
コンセントや電源のあるトランクルームでは、火災が発生してしまうリスクが伴います。利用者のミスでショートを起こし火災へと発展してしまう可能性もゼロではありません。火災などに関する保証が付いているトランクルームが大半ですが、利用者の過失により火災が発生した場合は保証の対象外となることもあるので注意が必要です。仮に自らの過失で火災を発生させてしまい、近くのトランクルームに火が移り、他の利用者の荷物にまで被害が及べば損害賠償として多額の費用を請求される可能性も出てきます。そのようなトラブルなどを考慮し安全性を優先させるため、コンセントや電源設備を設置していないトランクルームも少なくはないのです。
トランクルームで電気を使いたいときは?
コンセント付きのトランクルームには説明したようにデメリットやリスクがありますが、どうしても電気を使う必要がある場合は、やはり電源完備のトランクルームを選ぶしか方法はないのでしょうか。毎日のようにトランクルーム内で作業をするわけではなく、稀に利用する程度であれば、発電機やポータブル電源を持ち込むことで対応が可能です。容量が大きく持ち運びにも便利な発電機なども増えてきています。あらかじめ充電さえしておくことで、十分電源をまかなうことができるのではないでしょうか。少しの作業であれば問題なく対応できるでしょう。発電機やポータブル電源を持ち込んでトランクルーム内で作業を行う場合は、規約違反とならないか事前の確認が必要です。契約時にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
コンセントがないトランクルームを選ぶときの注意点
コンセントが付いていないトランクルームを選ぶ際には、どのような点に注意すべきか解説していきます。契約後に困ることがないよう、広さや料金以外にも注目してトランクルームを選びましょう。
湿気や温度対策をしているか
大切な荷物を預け保管することになるため、トランクルーム内外ともに管理体制は非常に重要なチェックポイントとなります。温度や湿度の対策が徹底されているトランクルームであるかを確認しておきましょう。管理体制が整えられているトランクルームであれば、コンセントや電源がなくても保管物に悪影響を及ぼすことはまずありません。安心して長期間預けることができるはずです。「ドッとあーるコンテナ」のトランクルームは断熱材を使用しています。また、通気口も設けられているため、温度や湿度による保管物への過度な悪影響を防ぐことが可能です。大事なコレクションなども安心して保管できるでしょう。
灯りがあるか
トランクルーム内にコンセントや電源がなく照明も設置されていない場合、夜の時間帯に一度足を運び、外からの光がどの程度トランクルーム内に入るのかを確認しておきましょう。夜間や早朝に出入りすることがある場合は、特に十分なチェックが必要です。「ドッとあーるコンテナ」のトランクルームは敷地内に外灯が設置されています。24時間利用が可能な「ドッとあーるコンテナ」だからこその設備です。荷物の出し入れ程度であれば、まったく問題なく行うことができます。ある程度強い光源を必要とする場合は持ち運び可能な照明を持ち込むことで、より夜間の作業もしやすくなるでしょう。
保管環境の整ったトランクルームなら電源がなくても問題ない
コンセントや電源のあるトランクルームは、確かに利便性が高いと感じるでしょう。しかし実際には、活用しないケースが多いのではないでしょうか。「ドッとあーるコンテナ」のトランクルームのように、外灯が設置され断熱材や通気口も完備されており保管環境が整っているのであれば、コンセント付きのトランクルームを選ぶ必要はありません。「ドッとあーるコンテナ」のトランクルームを一度確認してみることをおすすめします。