一般的にトランクルームと呼ばれるものは、屋内型と屋外型があるうえにサイズもさまざまです。もちろん、賃料もそれぞれ違ってきます。どうせ借りるなら、できるだけ有効的に活用したいと考える人は多いでしょう。この記事では、トランクルームはどのような使い方ができるのか、おすすめの使い方や収納する際のポイントなどについて解説していきます。
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トランクルームに収納できないものとは
借りているトランクルームは、基本的に自由に使用して問題はありません。ただし、安全上の問題から持ち込み不可となるものもあるため注意が必要です。実際にどのようなものが収納できないかは、会社によって細かい制限は異なります。一般的にトランクルームに収納できないものをあげていくと、貴重品や危険物、生き物、植物などです。他にも、盗難品など違法性のあるものは預けることができません。貴重品とは現金や通帳、印鑑、貴金属などを指します。危険物は発火性の高いものや引火性のあるもの、さらに毒物などで、これらは保管中に火災や爆発などにつながる可能性が高くなります。細かい規定についてはトランクルームごとで異なるため、事前に必ず確認しましょう。
トランクルームの使用例
では、実際にどのようなものを収納できるのか、トランクルームの使用例を紹介していきます。
引越しする時の一時保管
引越しの際、部分的に荷物をトランクルームに一時保管すると便利です。荷物をすべて新居に運んでしまうと、荷ほどきをする間は部屋が荷物でいっぱいになってしまいます。しかし、まず必要なものだけ先に運び、それ以外はトランクルームに預けておけば、荷物に圧迫されることなくスムーズに片付けを進めていけます。引越し先が狭い場合にも、普段使わないものをトランクルームに収納できて安心です。また、退去日と入居日がずれてしまったときに一時的に荷物を置く場所としても、トランクルームを利用することができます。ただし、トランクルームに宿泊することはできません。収納できるのは、一般的な荷物が対象です。
長期出張時の家財道具置き場
長期にわたって出張がある場合、その間家賃を払い続けるのはもったいないと考える人もいるでしょう。一人暮らしなら、自分以外に部屋を使う人はいません。海外異動など一時的に遠方で暮らすようなときも、荷物のすべてを運べないこともあります。そのようなときも、家財道具の一時置きとしてトランクルームを使うと良いでしょう。荷物の保管だけに部屋を借り続けるなら、トランクルームを借りて家財道具だけ預けた方が安上がりです。管理人が常駐しているタイプのトランクルームならセキュリティも万全なため、安心できます。
衣替えの衣料を保管
衣替えの衣類は、場所を取る荷物の一つです。特に冬用の衣服は厚地のものが多く、置き場所に困る人は多いのではないでしょうか。服が多い場合、オフシーズンの衣類はトランクルームに預けた方が部屋を広く使うことができます。また、礼服のような普段はなかなか着る機会が少ない衣類などもトランクルームに預けておけば置き場所に困ることもありません。
シーズンアイテムの保管
その季節にしか使わないシーズンアイテムも、トランクルームを利用すれば収納場所で悩むことはありません。例えばクリスマスツリーやスキー用品、キャンプ用品、雛人形などは大型のものが多いため、自宅に置くと場所を取りやすいものです。しかし、これらのアイテムもトランクルームなら収納できますし、必要なときにすぐに使えます。他にも、電気ストーブやこたつ、ホットカーペット、扇風機といった生活家電もトランクルームに預けて、自宅のスペースを有効活用することができます。
自転車やコレクションなど趣味用品の保管
趣味でコレクションなどが多い人は、置き場所に困ることもあるでしょう。フィギュアなどは大きなものもあるため、自宅では思うように置けないかもしれません。また、旅先で集めた思い出の品などは、量が多ければそれなりに収納場所が必要です。トランクルームなら、個人的な趣味のものでも家族に気をつかうことなく収納できます。他にも、自転車やバイクなどを収納できる専用のトランクルームもあります。
子ども用品の保管
子どもの成長過程で必要なアイテムは、そのときを過ぎてしまえば置き場所に悩みがちです。例えば、第一子のときに使ったベビーベッドやベビーカー、チャイルドシート、ベビータンスなどは大切にとっておきたい人もいるでしょう。他には、ベビー服なども家族が増えたときを考えて保管している人は少なくありません。これらのものはかさばりやすく、大型のものが多い傾向があります。また、次に使うのは数年後になってしまうこともあるため、その間はトランクルームを活用した方が便利です。
トランクルームに収納するときのポイント
ここからは、トランクルームに収納する際のポイントについて紹介していきます。
洗濯やクリーニングをする
衣類や靴などを保管する際、もっとも注意しておきたいのはしっかり汚れをとっておくことです。トランクルームに収納する前に、洗濯やクリーニングを行い、清潔な状態にしておきましょう。そうしておかないと、ダニやカビが発生する原因になります。長期保管の場合は、特に注意しなければなりません。革製の靴や鞄も、まず汚れを拭き取り、適切なお手入れをしてから収納することがポイントです。また、衣類などは空調が効いた屋内型のトランクルームを選ぶと良いでしょう。
棚やラックを使って上部の空間も活用する
トランクルームは仕切りがない状態のものが一般的で、収納するときはつい荷物を積み上げてしまいがちです。または、床にそのまま置くなど、低い位置に並べて収納することが多いでしょう。しかし、このような収納方法では、せっかくの空間を有効的に活用することはできません。空間を上手に使うには、棚やラックを利用するのがポイントです。そうすることで、適度な間隔を維持することが可能になるうえに上部の空間を有効的に利用できます。また、荷物が取り出しやすくなるというメリットもあります。
ラベリングして中身がわかるようにする
衣類や細かいものなどは、段ボールやケースに入れて保管すると中身が見えないため、探すのに時間がかかります。急いで必要なときは慌ててしまうかもしれません。このような失敗を防ぐには、あらかじめ段ボールやケースにラベルを貼っておくといいでしょう。貼る場所も工夫が必要です。前面などもっとも見えやすい場所に貼っておけば、探すときに見逃さずに済みます。目的のものをすぐに取り出せるよう、ラベリングしておくことが上手な収納のポイントです。
よく使うものを手前に収納する
トランクルームに収納するときは、置き場所を考えることも大切なポイントです。奥や一番下など取りにくい場所によく使うものを置くと、毎回他の荷物を動かさなければなりません。棚やラックを使う場合も同じです。手が届きにくい高い場所に置くと、取り出すのに手間がかかります。使用頻度の高いものは、すぐに取れるように手前に置きましょう。ただし、キャスター付きのラックは動かしやすいため、奥のものでも取り出しやすくなります。特に荷物が多い場合は、工夫して収納することが大切です。
トランクルームに収納したものをメモする
トランクルームは、普段あまり使わないものを収納しておくのに便利です。そのため、何を入れておいたか忘れてしまい、同じようなものを新たに購入してしまう人もいます。これでは、余計なものが増えてしまうだけです。購入する前にトランクルームを確認するのもいいですが、収納した荷物をメモしておくと失敗しません。つまり、収納リストを作成しておくのです。もちろん、リストは荷物の入れ替えを行う度に修正します。そして、紛失しにくい場所に置きましょう。ノートでもいいですし、スマートフォンのメモ機能を使うという方法もあります。
収納方法を工夫してトランクルームを有効活用しよう
トランクルームにはさまざまなものを収納することができます。貴重品や危険物など収納できないものもありますが、一般的な生活用品であればほとんどのものが置けると考えていいでしょう。棚やラックを使うなど収納方法を工夫し、空間を有効活用することがポイントです。「ドッとあーるコンテナ」は、即日利用が可能で24時間365日荷物の出し入れができます。ウェブ契約でお得になるキャンペーンもあるので、ぜひ利用してみましょう。