はじめに
コロナ禍を経て、キャンプは多くの方に新しい休日の過ごし方として定着しました。最近は特に大人と子供、家族でキャンプを楽しむ方も年々増え続けています。
自然の中のアクティビティは心身のリフレッシュに最適ですが、キャンプ用品を一式準備するとなると相当な量になり、収納に頭を悩ませることがあります。
キャンプに興味がある方も「テントやコットなどの大きなものや、カップやお皿、調理器具などこまごまとした道具もあって荷物が多そう」と自宅に保管場所がなく、あきらめてしまうなんてことがあるかもしれません。
今回は、キャンプ用品の保管について、有効的なスペースの活用法をご紹介します。キャンプの荷物をスッキリ保管して、快適なキャンプライフを満喫しましょう。
目次 [閉じる]
キャンプ用品保管方法3選
キャンプは自然の中でリフレッシュできる素晴らしい趣味ですが、キャンプ用品の管理が煩雑になることもあります。ここでは、有効的な保管方法とポイントをご紹介します。
キャンプ用収納ボックスでコンパクトに
ランタンや調理器具など細かでまとめにくい道具は、コンテナボックスを活用するのがおすすめです。
コンテナボックスは、大きく分けて「折りたたみタイプ」「ハードコンテナ」「ソフトコンテナ」の3種類があります。
「折りたたみタイプ」は、樹脂製のものが多く中身をしっかり守ることができ、使わない時にはコンパクトになるのがポイントです。
「ハードコンテナ」は、樹脂や金属製のものが一般的で、耐久性に優れており、物を置いたり座ったりなど機能性が高いです。スタッキングも可能なため複数個重ね、部屋のスペースを有効活用できます。しかし、重さがあり持ち運びが大変な点や、大きさもあるため置き場所の確保が必要になる点で不向きな場合があります。
「ソフトコンテナ」は布やビニールなどの素材で自由自在に入れたいものや場所にフィットさせることができます。しかし、衝撃に弱いため経年劣化は他と比べて早くなることがあります。
そのままボックスごと持ち出しできるのも利点で、車に積みやすく準備や片付けが簡単です。
また、万が一の災害時には、キャンプ用品が活躍することがあります。
緊急時に必要なものが分かりやすく、持ち運びやすい環境づくりも大事です。
物置やガレージに保管
室内での保管は難しいという場合は、屋外で物置やガレージを活用する方法もあります。
持ち運びが大変なため、車のトランクで保管する方もいますが、テントやタープなどの大きなものを長時間乗せたままにしておくと、重量が増え、燃費効率が悪くなる可能性があります。そのため、保管場所としては物置やガレージが適切です。
最近はSNSや雑誌などで、こだわりの自宅ガレージや物置を活用しているキャンパーの方もよく見かけます。
物置やガレージに注目されている理由は、自分の好みに合わせてレイアウトでき、趣味部屋のような素敵な空間にできることです。道具の整理整頓と一緒に、自分の空間を演出できるところにメリットがあります。
一方デメリットとしては、高温多湿には十分注意しなければならないという点があります。
保管する場合は、洗う・拭く・乾かすのお手入れを徹底し、乾燥材を入れるなど
事前対策がおすすめです。
また、物置を新たに設置する場合、サイズや機能によって異なりますが、数万円の予算が発生します。本体以外にも業者にお願いする場合、基礎工事費や転倒防止工事など平均3~7万円の費用がかかることもあるため、慎重に検討が必要になるでしょう。
インテリアとして「見せる保管」
マンション住まいのため外置きができない!部屋の中にもスペースがない!という方には、
キャンプ用品をインテリアの一部にする、「見せる保管」がおすすめです。
おしゃれなデザインのボックスやラックを使うことで、部屋のアクセントになります。例えば、ラックにキャンプ用の調理器具やランタンを置くことで、アウトドアの雰囲気を楽しむことができます。
また、カラフルな収納ボックスを使用することで、部屋を明るく演出することも可能です。
保管の大敵、「高温多湿」も通気性の高いスチールラックを使用することで、回避でき、経年劣化を防ぐことができます。
保管前に抑えるべきポイントとは…!?
季節問わずキャンプをするキャンパーの方が増えていますが、道具を長く使用していくためには使用しない期間のメンテナンスが最も重要です。
アウトドアブランドによっては、キャンプ用品一式をスターターセットなどで、安くそろえることもできますが、必要に応じて買い足したり、新しいキャンプ道具を購入していくうちに、だんだん高額になるケースもあります。お財布にも優しく、長く趣味を楽しむ。そのためにはまず、使用後のメンテナンスを徹底し、劣化を防ぎましょう。劣化の一番の原因は、「カビ」と「サビ」です。これらは高温多湿な環境に長年放置することで促進されていきます。
では、どうしたら防ぐことができるのでしょうか。
まずは「カビ」対策のポイントをおさらいしましょう。
①熱に弱い
カビは一般的に60℃から30分以上の加熱処理で死滅します。
②乾燥に弱い
カビは水気に反応して増殖するため、しっかり乾燥させることで増殖を防げます。
ただし、カビの胞子は生き残っているので、湿気や結露には注意が必要です。
③消毒
エタノール(濃度70%以上)や次亜塩素酸ナトリウムで消毒が効果的です。
吹きかけて乾燥させておくことで防ぐことができます。
④低温環境
カビは20℃以下の低温環境では繁殖スピードがゆっくりになります。
高温を避け、直射日光の当たらない場所で保管し、温度管理を意識しましょう。
続いて「カビ」と同様、劣化の原因となる「サビ」の対策ポイントもおさらいしましょう。
「サビ」は空気中の酸素や水分で金属が酸化し発生します。
道具の水分は十分にふき取り水気をなくすことが重要です。
また、市販のサビ防止グッズを使用して酸化対策も効果的です。
それでは、具体的にはどのようなメンテナンスがいいのでしょうか。
キャンプ用品のメンテナンスと保管ポイントをいくつかご紹介します。
使用後の迅速な対応
キャンプから帰宅後、「片付けめんどくさいな…」と、ついついメンテナンスせず、道具類を保管しがちです。必ず汚れや水気を取り除いてから保管しましょう。テントやシートは特に湿気が残りやすいので、しっかりと乾燥させることが重要です。調理器具も洗浄し、乾燥させてから保管しましょう。これにより、カビや臭いの発生を防ぐことができます。
また、海キャンプの場合、コンロやダッチオーブンの金属部分などに潮風で付着した塩分がサビを誘発させます。しっかり洗浄し、水気を取った上で保管しましょう。テントも、生地が塩分を吸ってしまい、カビや劣化の原因になります。真水で洗い、水分を取り除いた上で、保管しましょう。
直射日光に当たる場所に保管しない
直射日光はキャンプ用品にとって大敵です。特にプラスチック製品や布製品は、紫外線によって劣化が進みます。保管の際は、暗い場所や日陰を選ぶことを心掛けましょう。保管場所にカバーをかけておくと、さらなる保護になります。
高温多湿の場所で保管しない
高温多湿な場所での保管は、キャンプ用品に悪影響を及ぼす可能性があります。湿気が多いとカビが発生しやすく、また高温はプラスチックの変形の原因になります。例えば、地下室や空調の効いた部屋など通気性の良い涼しい場所で保管することが理想的です。
キャンプ用品のおすすめ保管場所!
ここまで紹介した方法で管理したいのに保管場所がない!という方には、
【トランクルームの活用】をおすすめします。
トランクルームとは
一時的に荷物などを置くためにレンタルできる収納スペースです。
ご家庭に収納スペースがない場合や企業の保管場所としてご利用いただけます。
主に引っ越し、リフォーム時の荷物、趣味の道具などが多く、
細かなキャンプ用品からテントなどの大きなものの保管まで、季節に合わせた道具の保管にご使用されています。
トランクルーム活用のメリット3選
① 整理整頓がしやすい
トランクルームには、収納用途に応じたさまざまなサイズがあります。
お客様専用のレンタルスペースとして、好きなように収納でき、キャンプ用品だけでなく
他の生活用品と一緒に保管いただけます。
トランクルームは縦・横の広さだけでなく、高さもあり、テントやコットのような大きな道具から、小さな道具を収納コンテナに入れスタッキングしたものまで、すっきりまとめることもできます。シーズン中は出し入れが多くなったり、最新のキャンプ用品をそろえたりすると、収納を圧迫するため、少し大きめなゆとりのあるサイズをレンタルすることをおすすめします。
○収納サイズの目安 ※当社のコンテナサイズ基準
・1~1.5帖の部屋
1.1帖:横幅950mm 奥行き1,790mm 高さ2,035mm
1.5帖:横幅1,370mm 奥行き1,790mm 高さ2,035mm
キャンプ用品を収納ボックスに入れた場合、
基本的な収納ボックスのサイズ(45L・50L目安)は高さ 350mm前後のため、平均4~5箱積み上げることができます。
また、テントやコットなどの大きな用品は、
「JIS規格サイズ55cm×180cm=大人1人が寝られる大きさ」として記載されています。
そのため、トランクルームにそのまま保管も可能な上、折り畳み式だと複数保管できます。
・2~3帖の部屋
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電も入る大きさで、ウォークインクローゼットによくある広さになります。キャンプ用品と一緒にお子様の荷物や、季節ものを保管可能です。
2帖:横幅1,400mm 奥行き2,200mm 高さ2,300mm
3帖:横幅1,900mm 奥行き2,200mm 高さ2,300mm
② 空調完備のため、温度や湿度に左右されにくい
トランクルームは、屋内タイプと屋外タイプの2種類があります。
屋内タイプのコンテナは、ビル一棟やビルのワンフロアの一部、マンションの一部を収納スペースとして活用していただくためのコンテナレンタルサービスです。冷暖房完備のため、温度や湿度に左右されることなく、劣化しやすいものを保管するのに適しています。スチールラックなどを使用すれば、趣味部屋のようにご利用も可能です。他のお荷物との区別をしながらキャンプ用品以外の整理整頓にも活用できます。
もちろん、立地によっては屋外タイプも有効的に活用できます。
屋外タイプのコンテナは、屋内型トランクルームに比べて全エリアに都心部から郊外まで広範囲で設置されており、レンタルする方も非常に多いです。
コンテナに車を横付けでき、保管する荷物の持ち運びも楽々スムーズになります。24時間365日出し入れ可能なため、キャンプに向かう道中で荷物を積み、帰りも保管して帰宅するなんてことも…
③ 24時間セキュリティで安心
防犯カメラ、24時間の監視システムによるセキュリティを徹底しています。
さらにカードキーによるセキュリティを徹底している店舗もあり、キャンプ用品もテントやコットなど、高価なキャンプ用品も安心安全に預けることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はキャンプ用品の保管方法とメンテナンスポイントを解説いたしました。
仕事と趣味の両立が注目される昨今、家族やお友達と一緒に楽しめるキャンプを
より快適に楽しむには、日々の正しい保管とメンテナンスが重要です。
トランクルームは、保管場所に困る方に最もおすすめできる保管方法です。
サイズ展開もさまざまなためキャンプ用品だけでなく家族のライフスタイルに合わせ、ご自身の保管スペースとして自由に利用できます。
当社では、キャンペーンやウェブ割引で安くお得に利用可能です。
この機会にぜひ、ご利用ご検討ください。