自宅にバイクの収容スペースがない場合、バイクコンテナを借りるのは代表的な解決方法です。ただし、バイクコンテナだと愛車が盗難に遭わないか心配な人もいるでしょう。可能な限り、盗難対策を施して安全性を高めることも大切です。この記事では、盗難に遭いにくいバイクコンテナの選び方や自力でできる盗難対策などを解説していきます。
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バイクコンテナは盗難対策になる?それ以外のメリットは?
そもそもバイクコンテナで盗難を防ぐことは可能でしょうか。この段落では、バイクコンテナを借りるメリットについて説明します。
コンテナは盗難リスクの低下に役立つ
令和元年のオートバイ窃盗がもっとも発生しやすかったのは、「住宅敷地内」で全体の52.3%でした。次に、「駐車場・駐輪場」が21.2%、「道路上」が19.8%と続きます。これらのスポットの特徴は、人目に付きやすい点だといえるでしょう。誰でも簡単にバイクまで近寄れる状況にあると、盗難が起こる確率は高くなってしまいます。そこで、バイクコンテナを盗難防止に利用する人はたくさんいます。バイクコンテナに保管すれば、愛車を人目にさらしません。誰でもバイクに触れられるわけではないので、盗難は起きにくくなるでしょう。
盗難対策以外にもメリットは多い
バイクコンテナには盗難防止以外のメリットもあります。たとえば、「雨風を遮断できる」のは大きな魅力です。雨風に長くさらされていると、車体が錆びたりタイヤが傷んだりすることも珍しくありません。バイクコンテナは車体を安全に守ってくれます。次に、「近隣住民とのトラブル」も予防できるでしょう。バイクが公共のスペースを占めていると、近隣住民からのクレームにつながりかねません。「エンジン音がうるさい」と感じる人もいるでしょう。バイクコンテナがあれば、近隣住民の目につかない場所でバイクを保管可能です。
「関連品も管理しやすくなる」のもメリットです。バイクには工具やスペアパーツなどの関連品がたくさんあります。これらを保管する場所も確保しなければなりません。バイクコンテナがあれば自宅のスペースを使う必要もなく、関連品を置いておけます。
盗難リスクが高く避けるべきバイクコンテナの特徴
バイクコンテナの中には、盗難に遭いやすいタイプもあるので慎重に選びましょう。まず、セキュリティ対策が行き届いていないコンテナは要注意です。管理カメラやスタッフの巡回があるかどうかは事前に知っておきたいところです。次に、「簡易錠」を使っているコンテナも避けましょう。これらのコンテナは第三者による開錠が容易だからです。人通りの少ない場所にあるコンテナも望ましくありません。日中でも人目がないようなら、犯人が作業を行いやすくなってしまいます。
そのほかでは、コンテナのホームページもチェックしておきたいポイントです。仮にセキュリティの記述がないようなら、防犯に気を遣っていない恐れがあります。そして、「料金が安すぎるコンテナ」も実態をしっかり調べましょう。コストを下げるために設備を揃えていないコンテナは、盗難のリスクを抑えられません。料金以外の条件にも目を向けるようにすることが大事です。
盗難リスクの低いバイクコンテナを選ぶポイント
最初に「監視体制」をチェックしましょう。スタッフが定期的に巡回したり、監視カメラが備わっていたりするコンテナなら盗難リスクが低いといえます。次に、コンテナの鍵の種類も重要です。頑丈で最先端の鍵が使われているコンテナなら安心です。また、複数ロックがなされているコンテナも開錠しにくくなっています。周辺の人通りも注意したいポイントです。夜中でも明るく、通行人の多いコンテナは犯人のターゲットにされにくいでしょう。一方で、バイクの出し入れが見つかりにくいことも大切です。道路から離れた位置にあるコンテナが理想的です。
自分でできる盗難対策
バイクコンテナに車体を預けるだけでは完璧な防犯対策とはいえません。自分でできる工夫を加えて安全性を高めましょう。ここからは、コンテナ以外の盗難対策を挙げていきます。
チェーンロック
比較的手に入りやすく、個人でも簡単に施しやすい対策が「チェーンロック」です。万が一、コンテナに侵入されたとしてもチェーンロックがあれば容易にバイクを動かせません。犯人は時間のかかる作業を嫌うため、盗難防止に役立ちます。チェーンロックを選ぶ際に意識したいのは「なるべく太いものにする」ことです。細いチェーンはカッターで切断可能なので、刃が通りにくいタイプを探しましょう。そのうえで、前輪と後輪にチェーンロックを施すなど、複数使用するのが得策です。チェーンの数が増えれば犯人の作業も多くなり、バイクを持ち出しにくくなります。
ディスクロック
ディスクブレーキのピン穴に差し込み、ホイールを止めてしまう鍵を「ディスクロック」と呼びます。ディスクロックも手に入りやすいバイク用品として重宝されてきました。チェーンロックなど、ほかの鍵と併用することでセキュリティをより厳重にできるでしょう。そのかわり、ディスクロックを使うには専用のピン穴がなければなりません。ディスクロックを購入する前に、必ずバイクにピン穴があるかどうかを確かめておきましょう。そして、ディスクロック自体も複数使うようにすると、安全性はさらに高まります。
アラーム
バイクの盗難防止グッズのひとつに「アラーム」があります。アラームをバイクに取り付けておけば、車体が揺さぶられたり動かされたりしたときに警報が鳴り響きます。また、ディスクロックとアラームが一体化した商品もおすすめです。このタイプだと、ディスクロックを装着したときに、アラームも一緒に設置されます。取り付ける側の作業が少なくなるので便利なアイテムだといえるでしょう。
保険加入
バイクコンテナによって保険のシステムは異なります。多くのコンテナが基本契約に保険を含めている一方で、バイクを補償対象外にしているケースもあります。その場合、バイクを盗まれてしまったら自分で損害を賄わなくてはなりません。少しでも被害を抑えられるよう、バイクコンテナの条件によっては自分で盗難保険に加入しておくのが賢明です。
ドッとあーるコンテナのバイク収納型トランクルームについて
関東や東海、九州などのエリアで、ドッとあ〜るコンテナはバイク収納型のトランクルームを管理してきました。ドッとあ〜るの特徴は、24時間、車体の出し入れが可能な点です。早朝や深夜帯に利用したい人でも問題ありません。もちろん、土日や祝日にも対応しています。さらに、ドッとあ〜るコンテナの店舗には監視カメラ設置しておりますので、安全性が高いといえるでしょう。
さらに、ドッとあ〜るは鍵にもこだわってきました。コンテナに使われているのは特殊仕様の頑丈な南京錠です。道具を用いたとしても破壊するのは簡単ではなく、バイクを犯人の手から守ってくれます。しかも、二重ロックできるタイプの鍵も用意されています。そのほかでは、コンテナ自体の「利便性」もドッとあ〜るが支持されているポイントです。コンテナ内には棚やラックを設けられるうえ、レイアウトも柔軟に変えられます。利用者の好みに合わせてコンテナの中身を調整できるでしょう。そして、コンテナには「折り畳みスロープ」も備わっています。バイクの出し入れがスムーズで、利用者のストレスになりにくいのもメリットです。
大切なバイクは盗難されないようバイクコンテナで賢く保管を
うかつな場所でバイクを管理していると盗難被害に遭う可能性が高くなってしまいます。バイクコンテナを利用しながらセキュリティ対策を工夫すれば、盗難リスクを下げられるでしょう。特に、ドッとあ〜るコンテナのバイク収納型トランクルームは利便性の高さが魅力です。使用されている鍵も厳重であり、コンテナを探しているならおすすめです。