住まいを整理整頓するときは家財道具を見直せる大きなチャンスです。ふだん使わないものを手放すほか、トランクルームに保管するのもよいでしょう。トランクルームのタイプはいろいろで、2階建て以上のものもあります。もし、2階を借りた場合、どのように使うのか悩む人もいるのではないでしょうか。ここでは、トランクルームの2階が持つメリットや契約する際の注意点も含めて説明していきます。
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トランクルームの2階はなんといっても料金の安さがメリット
トランクルームの2階が安い背景には、荷物を2階まで運ぶ大変さがあります。荷物の出し入れにともなう手間暇を考えると、2階よりも1階のほうが便利なのはいうまでもないからです。そのため、2階建て以上のトランクルームを借りるに際して、1階を希望する人が多くみられ、2階以上に空室ができる可能性が高くなるのです。こうした状況は、土地を有効活用したいオーナーにとっては大きな痛手にもなりかねません。このような問題に対処して、2階の利用者を増やすために料金を安くするところが多いのです。
トランクルームの2階にはどうやって荷物を運ぶの?
トランクルームを利用する際には、現地までの荷物の運搬方法を考える必要があります。さらに、トランクルームの2階を利用する場合は、2階まで荷物を運ぶ方法も確認しなければなりません。荷物の運搬にはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、2階への荷物の運搬方法について説明します。
移動式(可動式)の階段を使うトランクルームが多い
トランクルーム2階への荷物運搬で多いのは、移動式(可動式)の階段(タラップ)を使う方法です。飛行機に設置するタラップをイメージすると、わかりやすくてよいかもしれません。こちらの階段はトランクルームの敷地内に置かれており、借りている部屋までキャスターによって移動できます。キャスターは思った以上に軽いので移動は楽にできます。もちろん、ハシゴのような不安定なものではなく、骨組みも丈夫にできています。また、階段の幅も広く、荷物の出し入れ時にはストッパーで固定できるので安心です。
固定式の階段が整備されているトランクルームもある
こちらのタイプの階段は建物に固定されているので、先述した移動式(可動式)階段よりも安定感があります。2階部分の各部屋には廊下で移動することも大きな特徴です。どのような形をしているのか想像できないときは、アパートなどの階段を思い浮かべるとよいでしょう。そのため、借りる部屋によっては階段を上ってから歩く距離が長い場合もあります。
エレベーター完備のトランクルームも存在する
一部のトランクルームにはエレベーターが完備されています。こちらは、主に室内型トランクルームにみられるので、トランクルーム選びの参考にするとよいでしょう。一般的に2階までの荷物運搬には労力と時間がかかるのが難点です。特に、大きい荷物を数多く運ぶ場合、1階と2階とでは雲泥の差です。このような場合、エレベーターが利用できれば搬入時の負担が少なくなるのはいうまでもありません。
ただし、運びたい荷物がエレベーターに入るかどうか、間口も含めて確認する必要があります。また、エレベーターの使用時には台車を使うため、台車を使うシーンもイメージしておきましょう。さらに、エレベーター周辺環境のチェックも欠かせません。こちらには段差が多いところもあるので、段差が少ないかどうかも、きちんとチェックしておきましょう。
借りる前にチェック!2階のトランクルームが向かないケースは?
料金の安さで注目される2階のトランクルームですが、必ずしも向いているとは限りません。トランクルームを借りてから後悔しないためにも、2階に向かないケースを知っておくことが大切です。ここでは、2階のトランクルームを借りるに際して、確認しておきたい点について説明していきます。
大きい荷物や重い荷物は運ぶのが大変
トランクルームの2階を借りた場合、先述した階段やエレベーターを利用する必要がでてきます。これらは2階までの荷物運搬に配慮したつくりになっていますが、大きい荷物や重い荷物を2階まで運ぶのは物理的に大変な作業です。エレベーターを使うことで労力の軽減に役立ちますが、荷物が入ることが大前提です。また、エレベーターが付いていないところでは、階段の使用は避けられません。大きいものや重いものを運ぶとき、階段を踏み外して転落するなど危険がともなうことを念頭に置いておきましょう。特に、1人では持つのが精一杯という場合、2階に運び上げるのは危険が伴います。
荷物を出し入れする頻度が多い場合は負担になる可能性がある
トランクルームに収納する荷物のなかには、頻繁に出し入れするものもあるでしょう。先述した大きいものや重いものでなければ、身体への負担は少ないかもしれません。しかし、何度も2階まで行き来するのは思った以上に面倒です。特に疲れているときは、身体面だけでなく精神面への負担も大きくなります。トランクルームまでの行き来だけでも大変かもしれません。このような理由から、2階のトランクルームは一度収納したら長期間出すことがない荷物の収納に向いているでしょう。1階よりも料金が安くなるというメリットを活かすこともできます。
荷物の出し入れを手伝ってくれる人がいなければ大変なことも
トランクルームに荷物を預ける際には、荷物の搬入を手伝ってくれる人がいるかどうか考える必要があります。もちろん、荷物の量や重さなどにもよりますが、自分1人で運び込めるのなら2階を選んでもよいでしょう。しかし、2階までの行き来が困難な人や、荷物の運搬を手伝ってくれる人がいない場合は、1階を選んだほうがよいでしょう。特に、出し入れの頻度が高いものを預ける場合は、搬入後のことまで考えておかなければなりません。荷物を1人で出し入れするのは思った以上に大変だからです。もちろん、荷物の搬入だけなら運送業者などに依頼する方法があります。しかし、荷物を出し入れするたびに業者に頼んでいると金銭的な負担も大きくなります。
さまざまな借り方ができる「ドッとあ~るコンテナ」
トランクルームを借りるときは、利用目的に適したものを選ぶことが大切です。預ける荷物の種類はもちろん、預ける期間の長短や荷物の搬入手段なども念頭に入れる必要があります。トランクルームの設置エリアや利便性はもちろん、セキュリティや衛生面など荷物搬入後のことも考えましょう。
そのようななか注目されているのが「ドッとあ~るコンテナ」です。こちらは、首都圏を中心に16000室あり、短期利用から長期利用までさまざまな条件に対応しています。「屋内型」「屋外型」「バイク収納型」とタイプも豊富です。また、室内を自由にレイアウトできることも、ドッとあ~るコンテナの大きな強みです。そのため、出し入れする頻度によって、荷物の置き場所を決めてもよいでしょう。もちろん、トランクルームからの出し入れが便利な点も見逃せません。特に、屋外型の場合は、車をコンテナの前に横付けできることが大きな強みです。そのため、荷物が重い、荷物が大量にある場合などの悩み解消にも役立ちます。
トランクルームの2階は条件さえ合えば便利に使える!
トランクルームの2階を借りた場合、荷物の出し入れが心身両面の負担になることがわかりました。一方、このような点に配慮して、1階よりも割安で借りられるところが多い点にも注目されています。2階への収納には荷物や使い方によって向き不向きがありますが、条件さえ合えば便利に使うことが可能です。トランクルームを選ぶときはドッとあ~るコンテナを検討してはいかがでしょうか。