八王子市のエリアでは、最小0.5帖から最大8.3帖までの広さのトランクルームがあります。八王子市は都心から西へ40kmの位置にあり、おおむね盆地状の地形で総面積は186.38平行キロメートルです。総人口は2020年3月末日時点で、56万1622人となっています。八王子市は2015年4月に東京都初の中核市となり、多摩地区のリーディングシティになりました。産業資源も豊富で、八王子を中心に広がる広域多摩地域には約1600の製造業が立地し、工業出荷額がシリコンバレーの2倍といわれています。また、八王子市は学園都市ともいわれています。少子化が進むなかで大学や短期大学、高等専門学校など21の学校を抱え、大学経営戦略のひとつとして産学連携にも力を入れているからです。
八王子市には計3本のJR線が通っています。東京都心や山梨県、長野県に続く中央本線と新横浜駅につながる横浜線、埼玉県の川越や群馬県の高崎へとつながる八高線です。また、八王子には京王電鉄の京王線と高尾線、相模原線も通り、さらには、多摩都市モノレールも通っています。市内を通る道路は国道20号や16号、411号などです。高速道路は中央自動車道と、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が通っています。中央自動車道を利用すれば都心まで30分足らずで行け甲府や諏訪方面にも繋がり、圏央道では首都圏西部のほとんどの業務核都市まで1時間圏内での移動が可能です。八王子市は交通の利便性が高い市となっています。
八王子市の有名な観光スポットは、都心から1時間ほどでいける高尾山です。標高599mとそれほど高くない山で、山の中腹まではケーブルカーやリフトを利用することができ、誰でも無理なく登山やハイキングを楽しめます。山頂からはビルが立ち並ぶ都心を含めた関東平野や東京湾の美しい風景、晴れた日には富士山も見ることができます。山頂まで行かなくても、ケーブルカー駅の近くにある露台などからも見晴らしの良い景色が楽しめます。八王子市では毎年8月上旬に「八王子まつり」が開催され、この祭りは多くの人が訪れる観光イベントとして有名です。観光屈指の山車祭りで、2003年には地域伝統芸能大賞を受賞しました。
八王子という地名は全国にいくつもあり、その由来は牛頭天皇と8人の王子を祀る信仰の広がりのなかで建立された、神社や権現社にあります。平安時代に京都から訪れた妙行という学僧が、現在の八王子市の城山にあたる深沢山で修業しました。その修業がきっかけで、この地に牛頭天皇と8人の王子を祀るようになり、八王子神社になりました。そして、戦国時代に北条氏康が深沢山に八王子城を築城し、この地に八王子神社があったことが後の市名の由来になっています。1889年にJR中央本線となる甲武鉄道が八王子に開通して東京との間を結び、1917年には多摩地域では初となる市制を施行。これによって八王子市は、多摩地域の中心として位置づけられました。
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