名古屋市千種区のエリアでは、最小0.6帖から最大11帖までの広さのトランクルームがあります。千種区は名古屋市の北東部に位置し昭和区や名東区、東区など計6区と隣接しています。総人口は2021年5月1日時点で16万5592人となり、世帯数は8万8821世帯です。この時点で総人口は名古屋市のなかで4番目に多くなっています。区の西部にはビジネス街があり中央部には閑静な住宅街、東部には豊かな自然が広がっています。また、大学が5校あり高校も9校存在していて、教育にも力を入れている区です。千種区は住環境や商業、自然がバランスよく調和した住みやすい地域となっています。
千種区には鉄道が計4路線通っています。JR東海の中央本線と、地下鉄東山線・名城線・桜通線です。JR線と東山線が乗り入れる千種駅をはじめ地下鉄東山線と桜通線が乗り入れる今池駅など、合計12もの鉄道駅が千種区には存在します。区内を走る路線バスは、名古屋市営バスなどです。千種区内の道路は国道では153号、主要地方道では名古屋市道名古屋環状線や愛知県道30号関田名古屋線、愛知県道56号名古屋岡崎線などがあります。高速道路も名古屋高速道路2号東山線が通っていて、吹上西出入口や春岡出入口など4つの出入口があり、千種区は交通の利便性が高いことがわかります。
名古屋市千種区の観光スポットとして有名なのが、東山動植物園です。動物園ではコアラやキリン、ゾウなどの大きな動物から小さなメダカまで約550種類の動物を見ることができます。また、動物におやつをあげたり爬虫類に触れたりできる日があり、人気となっています。植物園では約7000種の植物が展示され、岐阜県の白川郷から移築された合掌造りの家などもあります。約60ヘクタールの広さがある東山動植物園は、動物園や植物園のほかに遊園地と東山スカイタワーもあり、多くの人が訪れる人気スポットです。千種区では、毎年秋に「千種区民まつり」も開催されています。ステージイベントが催されたり模擬店なども出店されたりして、子どもから大人まで楽しめるお祭りとなっています。
千種区は、もともと4つの村でした。弥生時代に創建されたといわれる高牟神社がある古井村と、戦国時代に織田信長の父である織田信秀が末森城を建てた末森村。そして、古井村から分かれた丸山村と、平安時代に陰陽師である安倍晴明が一時期居住したといわれる鍋屋上野村です。さまざまな過程を経て古井村は1902年に千種町になり、末森村と丸山村は1876年に合併して田代村。1906年に田代村と鍋屋上野村が合併して東山村になりました。名古屋市は1921年に周辺村や町の合併をおこない、このとき千種町と東山村が名古屋市に編入となり東区の一部に。その後、1937年に千種地域と東山村地域が東区から分かれて、千種区が誕生しました。千種区が住環境と自然などのバランスがよいのは、それぞれ特徴をもった村の合併にあります。
Copyright © ドッとあ〜るコンテナ All rights reserved.