それぞれの自宅によって収納部分のスペースやスタイルは異なりますが、
多くの方が備え付けのクローゼットや押入れ、そしてタンスなどを利用しているものですよね。
しかし、荷物の多さになかなか整理整頓が上手くいかず
「うちの収納、あまり荷物が入らないのだけど・・・」と不満を持っている方もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、100円均一のグッズで収納術を高めること。
アイデア次第では、狭いスペースの有効活用ができ、収納力もグッとアップしますよ。
◆自宅での収納スペースの種類とは
自宅で荷物を収納する部分となるのが、多くの家庭でクローゼットや押入れがメインとなるのではないでしょうか。
また、それ以外にもタンスなどを購入して収納とすることが多いです。
●クローゼットと押入れはスタイルが違う
一般的に洋室にはクローゼット、和室には押入れが設置されていることが多いですよね。
かつての日本住宅では押入れが収納場所の主流でした。
畳敷きの和室に布団を敷いて就寝するため、押入れは「布団の保管場所」として活用されていたからです。
しかし、日本で洋室が普及しだしてからは、クローゼットが主流となっています。
洋室の場合は、ベッドで眠ることが一般的ですから、寝具は出し入れする必要がありません。
そのため、洋室に備え付けられているクローゼットは「衣類などの保管場所」として活用します。
このようにクローゼットと押入れは収納する目的のものが異なるので、中のスペースも仕様が異なります。
押入れは基本的に布団を収納することを目的としているので、上下に分かれています。
一方、クローゼットは、一般的にはハンガーをかけることができるポールが付いています。
●タンスが収納場所という家庭もある
ほとんどの家庭でクローゼットや押入れが備え付けでありますが、
ない場合は収納場所としてタンスを購入する方が多いでしょう。
また、収納部分が足りなくて、クローゼットや押入れにプラスしてタンスを買うという方もいるのではないでしょうか。
タンスには衣類をたたんでしまうことができる引き出しが複数ついているタイプのもの、
ポールがついていてハンガーに衣類を吊るすことができるクローゼットタイプのものがあります。
◆100円均一グッズを使えば収納力はかなりアップする
このように各家庭には収納場所があるでしょうが、
整理整頓が上手くできずにクローゼットや押入れ、タンスの中がゴチャゴチャ・・・、
そんな方も多いのではないでしょうか。
せっかくのスペースが活かしきれていないという人にぴったりなのが100円均一グッズ。
今や100円均一のお店は日本全国各地に出店していて気軽に利用できる場所となっています。
さまざまな物が取り揃えられていて、生活を豊かにするグッズがたくさん売られています。
気軽に試すことができるので「収納が上手くできない」時には、
次のようなグッズを試して収納力をアップさせてみてはいかがでしょうか。
●ワイヤーネットの利用は壁だけじゃない
(出典:http://okguide.okwave.jp/guides/6797)
壁にかけて使用するイメージが強いワイヤーネット。
しかし、何枚も繋いで組み立てることでオリジナルの棚が完成。
クローゼットや押入れの中の収納に役立ちます。
一枚一枚を繋ぐ時に使う道具もまた100円均一で売っている結束バンド。
これを使えば、簡単にネットを複数枚固定することができます。
ワイヤーネットは幅の違う種類がいくつか売っていますので、何枚か合わせてボックス型に組み立てましょう。
棚として、衣類やタオルなどを仕分けして保管するのにもいいですね。
●すのこは通気性があるから湿気対策にも重宝!
(出典:igokochi3.exblog.jp)
こちらも、何枚も組み合わせることで棚として利用できます。
クローゼットや押入れの中の収納で悩みがちなのが、
衣類や布団類を重ねて収納した時に下にあるものが取り出しにくくなることです。
しかし、棚のようになっていれば重ねずに分けて収納でき、必要なものを取り出す時もスムーズです。
また、すのこは湿気で布団や衣類が湿ってしまうのも防いでくれる便利な100円均一グッズです。
●つっぱり棒は万能な100円均一グッズ
(出典:blog.livedoor.jp)
全体的に有効活用したい収納スペースですが、見落としがちな部分が両サイドの壁の部分。
ここにつっぱり棒を使えばちょっとした小物をぶら下げることができます。
ここではクリップを使っていますが、S字フックを使えばカバンなどをぶら下げることも可能。
意外に活用できていないサイドの壁面もアイデア次第ではしっかりと活用することができます。
(画像:出典: junkan-life.com)
クローゼットの場合、初めから衣類を吊るすことができるポールが設置されていますが、
押入れは本来布団を収納する部分なのでポールはありませんよね。
しかし、ベッドなどを利用している人は布団を収納しなくてもいいので、
押入れをクローゼットのように利用したいものです。そこでも大活躍なのがつっぱり棒です。
衣装ケースに衣類をたたんで収納してももちろんいいでしょうが
取り出した時にシワシワになっていて、すぐに着用できないこともありますよね。
このようにつっぱり棒で衣類を吊るしておけば、シワになりにくくすぐに着ることも可能。
洋服を選ぶ時にも簡単で、すっきりとした印象にもなります。
(出典:http://www.vinice.jp/life/01shuno/01shuno2.html#2)
また、つっぱり棒は物をかける以外にも活用できる有能な100円均一グッズ。
クローゼットには衣類を吊るす部分がありますが、その上が活用できていないケースも多いですよね。
そんな時にはつっぱり棒を二つ利用すれば、その上に荷物を置くことも可能です。
棚として利用することができて便利です。
つっぱり棒のメリットというと壁に傷をつけなくていい点。
特に賃貸の場合は突っ張るだけでOKというのが魅力的です。
いつでも取り外しができるのでかなり重宝するのではないでしょうか。
オリジナルでいろいろな使い方を考えて見るのも楽しそうですね。
●分類できて便利!同じサイズのカゴで綺麗に整理整頓
(出典:smarteasylife.blog.fc2.com)
クローゼットの中の衣装ケース、衣類を入れるタンスの引き出し部分は、
きちんと整理しないとゴチャゴチャしてせっかくのスペースを活かしきれないケースが多いです。
衣類を簡単にたたんで入れておくと、下のものを探す時にグチャグチャとしてしまう可能性があります。
そこでお勧めなのが、同じくらいのカゴを複数用意して一つの引き出しの中に仕切りを作ることです。
100円均一ではさまざまな大きさのカゴが販売されているので、
引き出しのサイズに合ったものを用意するといいですね。
◆どうしても収納不足な時に便利なのがトランクルーム
100円均一グッズは気軽に買うことができる上、
いろいろと用意してもリーズナブルな優秀なグッズばかりです。
ちょっとしたアイデアで現在の収納スペースが格段と使いやすくなります。
しかし、グッズを使って収納力をアップしたとしても「まだまだ収納スペースが足りない・・・」
と困ってしまうこともあるでしょう。
家族が多かったり、賃貸などで収納スペースが足りなかったりすることはよくあることですよね。
限られた収納スペースにすべてを保管しようとすると単に
「荷物を詰め込んでいる」だけの荷物が溢れかえった収納になってしまいます。
そんな時に活用したいのがトランクルーム。
自宅に荷物が多すぎる時に、「今使うもの」と「今現在は使うことがない」などに分類して考えてみましょう。
そして「今現在は使うことがない」ものは、まとめてトランクルームに保管するのも「収納術」を高めるコツです。
トランクルームと自宅の収納を上手く使い分けて、荷物を整理整頓して快適に暮らしたいものですね。